こんにちは。
パーソナルジムLINKの氏家です。
今回はスポーツジム、トレーニングジム、パーソナルジムといった「ジム(gym)」の語源について紹介します。
今回、なぜgymの語源を調べようと思ったかというとパーソナルジム、フィットネスジム、スポーツジムと色々な呼び名があるけど「ふと」gymってなんだ??
っていうところからジムの語源を調べてみました。
調べてみると面白かったのでブログにしました。
gymは「裸になる場所」と「身体を鍛える」という意味があった!!
gymの意味は、英語で体育館やトレーニングジムを表す言葉だと思います。
gymの語源は古代ギリシア語のギュムナシオン(若者の教育の場を意味する)がラテン語翻字にするとギムナシウム:gymnasium になる様です。
ギリシア語のgyumun(形容詞)な部分が裸に由来し、関連動詞が gymnazein (ラテン語)で「身体を鍛える」という意味があるそうです。
gymnazeinの動詞がこの意味になったのはギュムナシオンが身体を鍛える時は裸で鍛えていたからだそうです。
そのため、ギュムナシオンという意味には、「裸になる場所」という意味と「身体を鍛える」という意味を持つようになったそうです。
gymとはギムナシウムが語源となりgymとなったようです。
ギムナシウムは「裸となる場所」、「身体を鍛える」という意味があり、ギムナシウムの目的が教育の場として施設でした。
ジムとは、身体を鍛える場であり教育の場だったということです。
ギムナシウムは古代ギリシアでは公共施設で、18歳以上の男性の競技選手が訓練する施設と同時に社交の場としても使っていたようで、文学、音楽、入浴、会議室(哲学者のディスカッションする場)など色々な用途で使われていたそうです。
面白いはギムナシウムには公務員の教師兼トレーナーみたいな存在の人がいたようです。
古代ギリシアでは運動は祭礼の一部として行ったり、有力者の葬式の一部として行われたりしたそうです。
ギムナシウムに運動、教育、文学、音楽、入浴を行う施設を作ったのはギリシア人は運動と教育と健康を深く考えていたと思っていいのかもしれません。
gymの語源から今あるジムを考えると運動を行っている場ではありますが、
今のジムはエンターテインメントとしてのトレーニングが目立っているとは思います。
これが悪いのではなく時代がそうさせてきたというところがあると思います。
運動を行うためには、エンターテインメント性も必要になってくるので、そこに健康に関しての学びが出来る様な場であればもっといいのかなぁと思っています。
運動と学びとエンターテインメントが組み合わさった場が現代のフィットネスジムであるんじゃないかと考えています。
学芸大学に作るフィットネスジムはそんなコンセプトももって運営していきたいですね。
なんで私の施設はパーソナルジムをやめてフィットネスジムTHIRDという名前をつけたいと思います。
因みにWHO(世界保健機関)では、健康を下記の様に明記しています。
WHOでは「健康」を「身体的、精神的、社会的に完全な良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」(WHO憲章前文)と定義しており、非常に広範な目標を掲げている。
身体も精神も社会的にも全て健康になれる様にサポート出来る体制を作ります。
ジムの語源と検索すると色々と情報は出てくるので、もっと詳しく知りたい方は調べてみて下さい。私の解釈が間違っている箇所もあると思いいますが、大目に見て下さい。
今度は、古代ギリシアの人がどんな運動を行っていたのかを調べてみようと思います。
今回も お読み頂きありがとうございました。